この記事の目次
自分の世界観でディズニーを表現することを認められたアーティスト
今回は、ディズニーファインアートの公認アーティスト、アメリカ在住のHeather Theurerさんの作品の魅力に迫りたいと思います。
アナと雪の女王
Heatherさんの作風は19世紀中期の「ラファエル前派」の絵画から影響を受けているそうですが、なんと本格的な絵の勉強をする機会がなかったというから驚きです!
ラスベガスの自宅で5人の子どもたちに囲まれながら、この素敵な絵の数々を生み出されているそうです。
美女と野獣
リトルマーメイド
どれも雰囲気のある芸術性の高い作品ばかり!
そしてとっても美しい!
ラプンツェル
ラファエル前派とは?
ちなみにHeatherさんがインスピレーションを得たというラファエル前派というのは、イギリスで19世紀中期に画家ウィリアム・ホルマン・ハント、ジョン・エヴァレット・ミレー、ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティらによって結成された芸術家集団です。
当時のイギリスではルネサンス期のラファエルの絵画を模範としていました。
しかし、彼らはラファエルはわざとらしく劇的すぎる手法だと考えたのです。
そして、ラファエル以前の初期ルネサンスやフランドル絵画に見られる豊かな色彩と精密な自然描写に理想を見出したのです。
ウィリアム・ホルマン・ハント『雇われ羊飼い』(1851-52年マンチェスター市立美術館収蔵)
ジョン・エヴァレット・ミレー『オフィーリア』(1851-52年テート・ブリテン美術館収蔵)
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ『ベアタ・ベアトリクス』(1863頃 テート・ギャラリー収蔵)
いつの時代も、時に古いものの中に価値を見出しながら、古いものから新しいものへと変化を繰り返しているのですね。
世界でも数少ないディズニーのファインアート作家
不思議の国のアリス
ピーター・パン
リロ・アンド・スティッチ
ディズニーの世界観は世界中のディズニーファンに夢を与え続けています。
大切なキャラクター達のイメージを損なうことなく夢を与え続けられるように…
そのため、ディズニー社の著作権管理はとっても厳しいということは世界中で知られています。
キャラクターグッズなどには制限があることをご存知の方も多いと思いますが、その中で「自分の世界観でディズニーを表現して良い」と認められているアーティストたちがいることをご存知ですか?
ディズニーの物語の登場人物をモチーフにして作品を制作することを、ディズニー社に特別に許可されているなんて、それだけでもとてもすごいことだということがわかりますね!
しかも、世界中でたったの30人程度とも言われる狭き門なのです!!
ディズニーファインアートは特別な作品としてとても価値が高く、ファインアートのアーティストの作品の特別展などの催し物が開催されることもあるのです。
Heatherさんは、ディズニーファインアート公認のアーティストとしてふさわしい素敵な作品を、この世にたくさん生み出しているのです。
Heatherさんはディズニーのキャラクター絵画だけでなく、オリジナルの作品制作にもとても意欲的で、特にファンタジーの世界を描いた作品がとても素敵なのです!
ぜひHeatherさんの公式サイトもご覧になってみてくださいね!
Heather Theurer http://heathertheurer.com/
スポンサーリンク