日本刺繍のクリスマスツリー

日本刺繍のクリスマスツリー

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8月も残り少しで残暑厳しい日が続いていますが、花の日本刺繍教室(毎月1回×5時間のクラス)ではクリスマスツリーの制作が始まりました!

まだ8月なのにもうクリスマスツリー?

花の日本刺繍教室(毎月1回×5時間のクラス)では初級・中級・上級クラスのみなさんが一緒に学んでいます。
初級・中級は課題作品を制作して基礎繍と割付け文様の繍方を学びます。
初級・中級の課題を終えた上級クラスではそれぞれが作りたい作品を制作します。
6月から上級クラスの生徒さんたちにクリスマスツリーを刺繍したいというご要望を受けて色々と相談に乗っていたところ、初級・中級クラスの生徒さんたちからもクリスマスツリーを作りたいという声が!

中級クラスの生徒さんなら問題なくクリスマスツリーの刺繍をこなせます。
初級クラスの生徒さんの課題でここまで学んできた基礎繍を見てみると、なんとかクリスマスツリーの刺繍ができそうです。
本来なら上級クラスになるまで自由作品の制作はできないのですが今回は特別に生徒さん全員でクリスマスツリーを刺繍することにしました。

日本刺繍のクリスマスツリー

8月ももう終わりとは言えまだまだ残暑が厳しいこの時期にクリスマスツリーの刺繍を始めるの?と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。
花の日本刺繍教室には2つのコースがあります。
1つは初級・中級・上級の生徒さんが一緒に学ぶ毎月1回×5時間の『花の日本刺繍教室』
もう1つは生徒さんそれぞれのペースに合わせて月に1回でも4回でも6回でもお好きな回数受講していただける1回×2時間の『優しいクラス』
今回クリスマスツリーの制作に取りかかるのは毎月1回×5時間の『花の日本刺繍教室』の生徒さん達です。
月に一度ということは8月・9月・10月・11月・12月の5回ということになりますが、12月にはクリスマスツリーをお部屋に飾りたいので実際には8月・9月・10月・11月の4回しかないということになります!
もちろんご自宅でどんどん刺繍を進めることができれば大余裕なのですが、ご自宅ではなかなか思うように刺繍ができなかったりします。
8月からクリスマスツリーの刺繍に取りかかるのが、なんとか12月までに完成させることができるギリギリのラインなのです(汗)

いろいろなクリスマスツリーの下絵を描きます

日本刺繍のクリスマスツリー

生徒さんそれぞれのご要望をお聞きして下絵のクリスマスツリーのイメージを決めていきます。
まずは刺繍をする生地選びから。
今回はみなさん青系の生地を選ばれましたが、青系でも地模様の入った生地、紬など種類は色々です。

生地が決まったら次はクリスマスツリーの下絵を決めていきます。
小さめサイズのクリスマスツリー、
ちょっと大きめのクリスマスツリー、
緑色のクリスマスツリー、
銀色のクリスマスツリー、

生徒さんのご要望を形にして図案を作り、下絵を生地に描いていきます。
クリスマスツリーをたくさん描いているうちにとても楽しくなってきました。
この生徒さんはどんな刺繍をするのかしら?
このツリーはどんな色彩になるのかな?
クリスマスツリーの飾り付けっていくつになってもワクワクしますね!

日本刺繍のクリスマスツリー

日本刺繍でクリスマスツリーの飾り付け

生徒さん達それぞれクリスマスツリーを描いた生地をお渡しして制作が始まりました。
クリスマスツリーの刺繍の大きなポイントは自由!
クリスマスツリーに好きなオーナメントで飾り付けをしていくように、好きなモチーフを好きな色で好きな場所に刺繍していきます。
ところがこの『自由』がみなさんなかなか難しいみたいで…
クリスマスツリーの制作初日はモチーフの配置や配色に悩んでいらっしゃいました。
来月から11月までにどんな風にデコレーションされていくのかとても楽しみです!

日本刺繍のクリスマスツリー

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ABOUTこの記事をかいた人

京繍(きょうぬい)と言う日本刺繍に魅了され、日本刺繍でいろいろなものを創っている日本刺繍の人フローレンです。 夢はNYで個展をすること! やりたいって思ったことはとにかくやってみます。 美味しいもの、お酒大好き。 海も大好き。 旅も大好き。(本名:花澤浩子)