日本刺繍の技法 ②肉入(にくいれ)と③平繍(ひらぬい)

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日本刺繍の技法 ②肉入(にくいれ)と③平繍(ひらぬい)

日本刺繍の基本となる繍方です。
動画に続いて解説していきます。

肉入の仕方

刺繍に立体的な膨らみを出したい時には『肉入(にくいれ)』をします。
肉入の上に繍う刺繍の糸の方向に対して垂直になるように、膨らみを出したい部分に糸を数本引き渡します。

wp肉入

平繍の繍い方

⒈花びらの中心に糸を引きます

wp平繍1

⒉中心に引いた糸と平行になるように糸を引いていきます

wp平繍2

⒊半分を繍い終えたら、残りの右半分を繍っていきます

wp平繍3

半分を繍い終えたら再び花びらの中央に戻ります

4.花びらを繍い終えたら糸止めをします

wp平繍4

“こて針”で繍った部分をかきわけます。 かきわけた所に、小さく二目ほど返し針をします。

5.糸を切ります

wp平繍5

繍った部分に下から糸を出します。 この時、刺繍した糸を刺してしまわないように気をつけて!

“こて針”を使って糸をかきわけるようにすると、下から針を出しやすいですよ。

下から出した糸を左手で上に引っ張りながら、糸の根元を切ります。
糸を引っ張りながら切ると、切った瞬間に糸が下に沈みます。
切るところは刺繍した部分ギリギリでなくても大丈夫なので、刺繍したところを切ってしまわないように少し離れたところを切るようにしてくださいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

京繍(きょうぬい)と言う日本刺繍に魅了され、日本刺繍でいろいろなものを創っている日本刺繍の人フローレンです。 夢はNYで個展をすること! やりたいって思ったことはとにかくやってみます。 美味しいもの、お酒大好き。 海も大好き。 旅も大好き。(本名:花澤浩子)