岐阜県関市板取にある名もなき池
岐阜県関市板取村の根道神社の近くにある名もなき池が、フランスの印象派の画家、クロード・モネの絵画「睡蓮」に似ていることから「モネの池」と呼ばれ、話題になっています。
まるで1枚の絵画のように見えるこの写真。
何の加工も施していないのだそう。
水草や池の底まで見わたせる澄んだ水の中に浮かぶヒツジ草。
その合間をカラフルな鯉たちが優雅に泳ぐ様は、まるでモネの絵が動きだしたみたい!
どこまでもクリアに澄みきったり、鮮やかな青になったり、日の光加減で幻想的に変化する神秘の池
この池の澄んだ水の秘密は伏流水。
伏流水とは河川敷や山麓の下層にある、砂と砂利が混ざった砂礫層(されきそう)を流れている水のことです。
伏流水はミネラルウォーターやお酒を作る時の水などに使われます。
水が砂礫層を流れているときに自然にろ過されて、透明度の高い美味しい水になるのです。
池の底まではっきり見える透明度は伏流水の水だからこそなのですね。
伏流水の池には、透明度の高さ以外にもう一つの特徴があるのだそうです。
それは年間を通じてほとんど水温が変わらないということ。
なので、とんでもない時期に睡蓮の花が観られたりすることもあるとか!
まさに神秘の池なのです。
息をのむほどの美しさ、これは本物を見てみたい!
モネの池はその名のとおり睡蓮が見頃の6月頃がおすすめシーズンだとか。
もうこれは絶対に見てみたい!ということで、どうやって行くのか調べてみましたが………
この池があるところは岐阜県関市板取村の根道神社の鳥居のすぐ真横。
住所:岐阜県関市板取下根道上448
残念ながら交通アクセスが何もないので、車で行くしかなさそうです(泣)
遠方の人は岐阜駅からレンタカーを使うのがベストかもしれません。
根道神社の近くに宿泊施設などはないみたいなのですが、バンガローのあるキャンプ場があるみたいです。
もう少し足を伸ばせば板取川温泉のお宿があるので、キャンプをするか温泉に泊まって、早朝のモネの池を見に行くのも素敵かもしれませんね。
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