この記事の目次
珍しい男物の数寄屋袋も!
10月6日(水)からの個展にむけて、お仕立てに出していた作品が仕上がってきました!
今回は男物の数寄屋袋も仕立ててみました。
といっても2点だけ(;^_^A
懐紙入れに数寄屋袋、全てが世界に一つだけの一点物!
日本刺繍は絹地に絹糸で刺繍を施します。
全ての材料が絹100%。
美しい光沢と優しい色合いは絹だからこそ生まれてくるのです。
こちらの記事に詳しく書いたのですが、私が作品に使用している端切れは着物や帯を仕立てた時に余った反物の生地です。
それも、京都の職人さんの手によって丁寧に染められた反物の端切れです。
ですから今回の生地と同じ生地はもう2度と染められません。
古帛紗と数寄屋袋、おそろいでそろえるのも可愛い
個展は展示即売なので、会期も後半になるとかなり作品数が少なくなってまいります。
もし気になる品物がございましたら、お早めにおでかけくださいね。
日本刺繍の可愛い古帛紗
古帛紗は名物裂で作られたものがほとんどだと思います。
日本刺繍が施してある古帛紗は珍しいのではないでしょうか?
古帛紗は茶道の道具ですが、お洒落なインテリアとしても日常使いできる、とっても便利なアイテムなのです。
可愛い日本刺繍の古帛紗を茶道はもちろん、女子力アップのアイテムとしても使ってみてくださいね。
珍しい日本刺繍の名刺入れ
着物の装飾として発展してきた日本刺繍。
それゆえに、和装小物の世界で使われることがほとんどでした。
刺繍がしてある名刺入れも時々見かけますが、それらのほとんどはミシンで刺繍した機械刺繍のもの。
手刺繍の日本刺繍を施した名刺入れを見つけるのは、かなり難しいのではないでしょうか。
和装の世界だけではなく、現代社会の日常生活の中でも日本刺繍を楽しんでもらいたい!
その想いから、名刺入れを作ってみました。
名刺入れの他にも、ペンケース、がま口、扇子入れなど、普段使いできる品物にも日本刺繍を施しました。
日本人なのに日本刺繍をご存じない人のほうが多い現代。
日本の伝統技術である日本刺繍の魅力を少しでも多くの方に知っていただけて、普段の生活の中にも日本刺繍を取り込んで、楽しんでもらいたい!
今回の個展で、みなさまが日本刺繍に少しでもふれていただけることができましたら、とってもとってもうれしいです!
私は毎日10:30過ぎから会場にいます。
みなさまとお目にかかれますのを楽しみにいたしております。*^-^*
ー日本刺繍ー 花澤浩子展 〜絹糸が紡ぐ物語〜
会期:2016年10月6日(木)~10月11日(火)
10:00~20:00〈※最終日は午後4時閉場〉
会場:京王百貨店 新宿店 6階 茶室「京翔」
住所:〒160-8321
東京都新宿区西新宿1丁目1番4号
電話:03(5321)5302(直通)
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