日本刺繍を施したマスクを作ってみました。
日本刺繍は絹地に絹糸で刺繍をするのですが、お洗濯して繰り返しお使いいただけるようにコットンの生地にコットンの糸(一部キラキラした糸はポリエステル)で刺繍を施しました。
刺繍へのこだわりはもちろんなのですがマスク作りにも自分なりにこだわって作ってみました。
完全受注制作でそれぞれのデザインごとに限定8枚でこちらからご購入いただけます。
この記事の目次
日本刺繍の技法を使った可愛い図案
日本刺繍は着物や帯など和装の装飾技術として発展してきました。
そのため現代の和装離れに伴って日本刺繍を知らない人がほとんどというのが今の現状です。
図らずもマスク不足から私たちの身近な存在になった布マスクに日本刺繍を施すことによって、日本の伝統技術を日常で少しでも楽しんでいただけたらと思って日本刺繍のマスクを作ることにしました。
絹地と絹糸をコットン生地とコットンの糸に変えて、日本の伝統技術の日本刺繍で可愛い文様を施しました。
コットン生地を幅広の日本刺繍の刺繍台に張って、様々な日本刺繍の繍の技法を使って刺繍をしています。
日本刺繍の詳細についてはこちらをご覧ください。
スペシャルなアマビエさまのマスク
実はこのアマビエさまのマスクが作りたくて今回のマスク制作を始めたのです。
最初はアマビエさまを刺繍した額装作品を作ろうと思っていたのですが、マスクに日本刺繍をできますか?とお声がけをいただいて額よりも身近に感じていただけるアマビエさまのマスクを作ろうと即決しました。
アマビエさまのマスクは他の文様と違って生地に染料でアマビエさまを描いてから刺繍をしています。
一枚一枚手描きなのでその時々で色味や表情などが違います。
それに日本刺繍の技法の中でも細かな刺繍になるので結構手間がかかります。
…アマビエさまは…やっぱり…額の1点ものにすべきだった…かも…
中央に縫い目の無い一枚布のマスク
色々なハンドメイドの布マスクがありますが、立体型のマスクのほとんどがマスクの中央で2枚の生地を縫製しています。
中心に縫い目の無いマスクで立体型にすることにこだわりました。
どうしても1枚布のマスクを作りたかったのです。
しっかりと顔を覆うことのできる立体型のマスク
しっかりと顔を覆うことのできる立体型のマスクにしました。
サイズは縦が約12.5cm、横が約22cmで、マスクゴムを快適なサイズに調整して結んで使用していただけます。
マスクの生地は国産コットン100%
表地はコットン100%、裏地は優しいダブルガーゼでコットン100%でどちらも日本製です。
お洗濯ができるように刺繍糸もコットン100%のものを使用しています。(一部のキラキラした糸はポリエステル100%)
お洗濯して繰り返し使えるマスク
お洗濯して繰り返し使えることにこだわりました。
洗っても縮まないようにマスクを作る材料は全て一度水通しをしてアイロンで地直しをしてから刺繍をして縫製してあります。
表地のコットン生地、裏地のダブルガーゼはもちろん、刺繍する糸も全て水通しをしました。
『パンノミミ』について
『パンノミミ』は大阪平野区にある銭湯、入船温泉さんが立ち上げたオンラインストアです。
現在銭湯は自粛要請は出ていないものの、「場」に来てください!とは決して言えない状況です。
そこで銭湯が提供できる別の価値が何なのかをずっと考えていました。
自粛要請により家でじっとしていて退屈な方やストレスが溜まっている方々に、銭湯に行った時に感じる「温もり」のようなものを感じていただければと思います。
このオンラインストア「パンノミミ」は銭湯という「場」に行く以外の「付加価値」に近い商品を扱っております。
入船温泉さんの想いを一部を抜粋させていただきました。
全文はこちらになりますのでお読みいただけましたらと思います。
この入船温泉さんの想いに共感して日本刺繍のマスクを制作することにいたしました。
完全受注制作でそれぞれのデザインごとに限定8枚です。
こちらからご購入いただけますのでよろしくお願いいたします。
銭湯の付加価値要素をお届けするオンラインストア『パンノミミ』
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